テーブルウェア・フェスティバル

 
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2002年 入選 出展作品1:志を持って自立する娘を送る日の食卓 やさしい食卓
   自分の足で歩いていくことを決め、我が家から離れることにした娘。その決断を母として、これからも変わらぬ愛情で見守りたいという気持ちを込めた旅立ちの日の食卓である。自分の故郷である佐賀の器(伊万里焼染付けシダ唐草)に、娘に伝えたい我が家の味をのせ、これからの活躍への期待を込めた華やかなランチョンマットで餞の席を設えた。いつも懐かしい味と夕餉の香りが娘とともにあってほしいと願う母の気持ちを表現した。 Art de Vivre
  入選 出展作品2: 喜寿を迎えた父を囲む月見の宴
やさしい食卓
   素朴な中にも存在感のある義父を想うたびに、日本の伝統工芸品が持つ手作りの温かさと堅牢さが心に浮かんでくる。日本手ぬぐいのランチョンマット、南部鉄のコースター、和蝋燭と手作りの鉄の燭台は、文化の息遣いが感じられ、また織部焼、会津塗、竹の三段籠は、昔ながらの日本の味を包み込むやわらかさがにじみ出る。こうした「用の美」を持つ素材を使うことで、義父のこれまでの堅実で真摯な生き方を称える気持ちを表現した。 Art de Vivre
       
    テーブルウェア・フェスティバル 2002 作品一覧  
       
2003年 入選 出展作品:義母に贈る薫風の食卓 やさしい食卓
   三人の子供の心のよりどころである義母は、さまざまな苦労をものともせず、いつもそよそよ吹く風のようにさわやかに生きてきた。そんな義母が好きな新緑の季節が今年もめぐってきた。ちょうど、20年前、その季節をほうふつさせる若葉色の服を贈った時、義母がとてもうれしそうに着てくれたことを思い出す。義母との久しぶりのひとときのために、私の故郷、有田の青色の染付けとところどころに散る釉薬の緑で新緑のさわやかさをイメージする食卓を用意した。 Art de Vivre
       
    テーブルウェア・フェスティバル 2003 作品一覧  
       
 
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